セキュリティハウスの営業は、単に会社の取り扱っている商品を販売する「物品営業」ではありません。なぜなら、お客様ごとに不安やニーズ、解決したい問題は異なるのでは、必要とするシステムも異なるためです。
セキュリティハウスでは、お客様へのきめ細かなヒヤリングを実施し、お客様の抱えている問題や気づいていない潜在ニーズを明確にすることで、その問題解決をする方法(ソリューション)を提案する「防犯コンサルタント」を目指しています。
例えば「工場」。会社規模、製造している商品・取り扱っている原材料の種類によって盗難・異物混入・火災(放火・自然発火・火災発生時の有毒ガス発生)、漏水・・・と様々なリスクがあります。機密情報漏洩対策、生産ラインの異常検知、温度検知、働く労働者の熱中症や急病対策、労働者の労働効率アップ・省エネ省力化・残業削減・・・社会情勢等に応じて解決すべき問題も出てきます。もちろん建物の構造や周囲の環境によっても必要な防犯システムの内容は異なります。
セキュリティハウスでは、お客様との対話を通じて、きめ細かなヒヤリングを行い、お客様が抱えている問題やニーズをつかむだけでなく、まだ気が付いていない潜在需要を気づいていただき、その問題の解決策(ソリューション)を提案する営業スタイルを取ります。「営業担当者本位」の営業ではなく、あくまで「お客様主体」で、お客様の納得を積み重ねながら提案していきます。
最近の傾向として「防犯カメラ」を設置されることが多く、防犯カメラを取り扱っている業者も増えています。そうした防犯カメラ販売会社とセキュリティハウスとの大きな差・・・それは、セキュリティハウスは「防犯カメラだけでは犯罪は防げない」と考え、お客様が望んでいる問題解決に必要なシステムを+αして提案することです。確かに防犯カメラを設置することで犯罪抑止効果はありますが、それだけでは不十分なことも多いです。防犯カメラの最も大きな効果は「犯罪や不具合が発生した時の状況把握・原因究明」にあります。
犯罪が発生した場合には、事後確認として犯人逮捕等に大きな効果があります。しかしながら、犯罪そのものが発生してしまっていたのではお客様のご要望にお応えできたとは言えません。
セキュリティハウスが「防犯コンサルタント」に拘るのもそうしたことをなくしたいためです。
最終的にお客様が求めているのは「安心・安全・快適」です。従って、単に商品を販売するのではなく、システムとしてのソフト・ハードを含めた機能、付加価値を提案し販売する必要があるのです。
株式会社キュリティハウス・センターでは、営業研修会にて、「セキュリティ営業の基本」として防犯コンサルティングとして提案営業を行うための知識や実際のアプローチトークなどを研修しています。又、各社において入社後先輩営業との同行を通じて実務経験を積んでいただきます。