採用方針・企業理念・ビジョン

「セキュリティハウス・ネットワーク」には外郭団体として、各ネットワーク加盟企業と株式会社セキュリティハウス・センターを会員とする「セキュリティハウス会」があります。
セキュリティハウス会は、1993年(平成5年)に会員相互の資質の向上や相互扶助を通じて組織力を高め、会員企業の繁栄に寄与することを目的に設立しています。

「セキュリティハウス会」の2019年会長・若松 喜八郎(セキュリティハウス鹿児島中央 代表取締役)より、セキュリティハウスへの入社を検討している方に向けて当グループの採用方針や企業理念などをお伝えします。お客様に「安心・安全」をお届けするために当グループがどのような理念を掲げているか、そのためにどのような素質を社員に求めているかについてもご説明しているので、ぜひ参考になさってください。

当グループは防犯・防災・防御セキュリティシステム専門業者のチェーン展開を、1984年に日本ではじめて開始しました。これから入社する皆さんには、そんな当グループの「仲間」としてご活躍いただければ幸いです。

「セキュリティハウス会」が応募者に求めていること

セキュリティハウス会の採用ビジョンについて教えてください。
セキュリティハウス会の採用ビジョンについて教えてください。

防犯とは、人々の財産や命・信用を守る仕事です。そのため、採用活動をする際は、その人に「仕事に対する使命感があるか」「正義感はあるか」という点を重視しています。

ここで言う「正義感」とは、「善悪の区別がつくこと」を意味します。コンプライアンス遵守はもちろん大切ですが、当グループではしっかりとした倫理観を持つ人を求めています。たとえば、防犯の仕事ではお客様の個人情報や建物の図面を見ることがあります。これは、お客様と我々以外は決して知ってはいけない情報です。この情報を管理する社員には、きちんとした倫理観が必要となります。

お客様とのやり取りの中でも倫理観は重要になってきます。たとえば、「お客様から大勢の人が利用するロッカールームに監視カメラをつけたい」という依頼を受けたとしましょう。「利益が出ればそれでいい」と考える企業なら二つ返事で監視カメラを設置するかもしれません。しかし、倫理観のある社員なら、他者のプライバシーを侵害することとなる施工は絶対にできません。お客様にもはっきり「監視カメラは設置できません」とお伝えすべきです。

防犯とプライバシーは密接に関係しています。だからこそ、たとえお客様のご要望であっても倫理に反することはできません。我々は、しっかりした倫理観を持った方に、当グループの社員として働いていただきたいと思っています。

セキュリティハウス会の魅力は何ですか?

セキュリティハウス会とは、セキュリティハウス・ネットワークの加盟企業139社が参加している、1993年に設立した外郭団体です。1998年(平成10年)全加盟企業が参加することとなり、セキュリティハウスブランド強化・会員企業間の連携と繁栄等を目的に活動を行っています。
そんな当グループの今年のスローガンは、 「We are securityhouse. 今こそ団結、一歩前に出よう」です。
会員は、「セキュリティハウス・ステーション」という屋号を許されている企業としての「義務と責任」を果たしています。

当グループの魅力は、まず同じ目標・統一ゴールを目指して挑戦している点にあります。また、横のつながりが強く、売れ筋商品や業種の情報はもちろん、経営に関する悩みなどを共有できる点も魅力的だと考えています。各社の社員も勉強会などで常に新しい技術等を取得し、自ら頭で考えて行動しています。

長い歴史の中で、一緒に苦労した人は肩を組んで本音を語れる仲間になれると私は考えています。また、各社ごとに得意分野を持ちながらも「防犯専門企業」という同じキーワードを持っているので、仲間と一緒に情報交換会(セキュリティハウス会総会・経営者幹部懇談会・売れるしくみ作り懇談会・SH会青年部等)を年に何度も持ちながらともに成長していくことができるでしょう。

企業理念 「セキュリティハウス会としての考え方」

セキュリティハウス会の企業理念について教えてください。
セキュリティハウス会の企業理念について教えてください。

セキュリティハウス会では「自分の安全は自分で守る」という基本コンセプトを掲げています。これは、自分の家の敷地や施設は「自分の身体」と同じように大切にするべきという考えがもとになっています。敷地や施設の「防犯」をすることは、人間であれば「保険」に入ることと同じです。自分の安全を守るにためには他力本願ではなく、自分で自分を守れるような「防犯」が必要なのです。

セキュリティハウス会の会員各社の多くは、いわゆる「大企業」ではありません。しかし、各社が小さくても、お客様がご自分の敷地の安全をご自分で守れるようなオーダーメイドシステムを構築し、「オンリーワン」の存在になることを目指しています。当グループの「自分の安全は自分で守る」という基本コンセプトは、お客様にとって本当の意味での「安全」を届けたい想いであると同時に、当グループでしかできないシステムをお届けしたいという想いも含まれているのです。

セキュリティサービスを提供する中で、もっとも大切にしていることは何ですか?

もっとも大切としているのは「お客様の満足」です。営業にしても施工にしても、お客様本位で行うことを一番のモットーにしています。

防犯設備を導入するお客様には、予算などをはじめさまざまな事情があります。そのため、たとえ営業担当者が最新の顔認証システムをお客様におすすめしたとしても、必ずしもそれを導入していただけるとは限らないのです。

ですから、我々はまずお客様の置かれている状況をしっかりと把握し、そのうえでお客様にとって最適なシステムをおすすめするようにしています。これこそ、当グループがお客様に対してできる「オーダーメイド」の防犯だと考えています。

経営に対する悩みなどはありますか?

我々は侵入警戒システム、防犯カメラ、遠隔監視システムはもちろんのこと、入退出管理システムにおいても暗証番号から顔認証まで、幅広い防犯システムを構築しています。しかし、他社より優れたシステムを持っていても、他社と競争する中でどうしても「薄利多売」になってしまうことが悩みのひとつとも言えます。そのため、セキュリティ会は各支社間のつながりがとても強いため、問題が発生したときは仲間同士で相談し合い解決を導くよう心がけています。この点は大きな強みだと言えるでしょう。

ビジョン 「セキュリティハウス会が目指す方向性」

セキュリティハウス会をどのような会社にしていきたいと思っていますか?
セキュリティハウス会をどのような会社にしていきたいと思っていますか?

セキュリティハウス会は、防犯を人々の財産や生命、信用を守るものだと考えています。これからも、「防犯専門企業」として北海道から沖縄まで高レベルのシステム構築を行っていきたいと思います。また、当グループは「収益性」と「成長性」の実現も目指しています。令和の時代に入ってからも、加盟企業全員が一致団結し、常に前進し続けている――そんな企業でありたいです。

新規システムの構築などは進んでいますか?

経営環境は日々変化しています。その中で、常に念頭に置いているのは新規システムの構築とコストダウンの徹底です。

たとえば新規システムとして、養鶏場や牛舎にカメラを設置して、家畜の状況を瞬時にiPadなどで外出先等から確認できるシステムを開発しています。このシステムがあれば、養鶏場や牛舎の経営者が出張に行っていても、「家畜がきちんとエサを食べている」「仔牛が生まれた」といったことを、どこにいても自由に確認することができます。特許を取っているこの遠隔監視システムは、働き方改革で「労働能率を増するシステム」として助成金対象になるなど、セキュリティハウスオリジナルシステムとして注目されています。

応募者の方へメッセージ

新卒での入社を希望している学生にメッセージをお願いします。
新卒での入社を希望している学生にメッセージをお願いします。

防犯システムや防犯カメラ、入退出管理など、セキュリティ市場はこれからも大きな成長が見込まれます。こうしたサービスは社会になくてはならない大切なものでもあり、当グループでは業界トップメーカーの商品を取り扱っています。社会的に必要な商材を極めてクオリティの高い形でお客様にご提供している当グループは将来性の高い会社と言うことができるでしょう。

入社されたばかりの新卒の方は、「右も左もわからない」状態だと思います。ですが、新卒の方ができる仕事ももちろんあります。当グループでは、入社して日が浅いうちは「カタログを見て商品について知識を深める」という作業をしてもらうことがあります。そんなときに、どんな商品をご紹介すればお客様に喜んでいただけるかを考えられるような社員になっていただければと思います。

「お客様に感謝されたい」と思えるようになれば、その人はいわゆる「伸びる」人材なのではないかと思います。防犯は地域社会の安心・安全に貢献できる仕事です。お客様から「あのとき、あの商材をすすめてくれてありがとう」と言われることも多いので、新人社員が「伸びる」機会はたくさんあると思います。

我々は一緒に働き、5年先、10年先の社業を支える仲間を募集しています。同じビジョンを持つ仲間は全国にいますので、一緒に働き社会に貢献してみませんか?

中途入社を希望している方にメッセージをお願いします。
中途入社を希望している方にメッセージをお願いします。

当グループは「社会的使命感」「正義感」をお持ちの方なら、どなたでも大歓迎です。防犯業界未経験の方でも、不足している知識は各種研修制度を活用し補っていくことが可能です。先輩が実際に働く様子を現場で「見て」仕事を覚える機会もあるので、実務経験を積みながら最先端の技術力や商品知識を身につけ、自身の「防犯力」を上げることもできるでしょう。

また、当グループには目的意識の高い人が多く集まっています。防犯設備士・総合防犯設備士・電気工事士などの資格を持っている人もたくさんいます。とくに、グループ全体での総合防犯設備士数は全国No.1です。こうした目的意識の高い人たちの存在は、自身がスキルアップしていく助けになるのではないでしょうか。

防犯の仕事は、ご両親やお子様、友人に自信を持って「地域の安全・安心を支える仕事をしている」と話せる仕事です。ぜひ、セキュリティハウスの中で自分の「新しい価値」を見出してほしいと思います。

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